6月29日(日)
まち役場の方、観光協会の方、今庄宿プロジェクトの方達が協力して計画された観光ツアーのご一行が今庄宿を訪れました。第一回目は、県の関係者の方や旅行会社の方・マスコミの方などがお客様として参加されています。
北国街道、敦賀の方の旧トンネルを通って今庄へ来られた皆さん若狭屋さんでまずお弁当休憩。
お弁当は、昔の駅弁売りの箱をもった売り子さんから頂いて中へ。
中ではこの若狭屋さんの創始者、今庄旅籠塾の高嶋塾長さんがお迎え。
食事をしながら、まちのことについてお話をすすめます。
二階から食事会場のお座敷へ聞こえてくる、素敵な琴のしらべ。
いつも今庄宿プロジェクトの中心になって、まちを盛り上げてくれている商店街代表者の上山さん。
多彩なアイデアで、いつもまちに来る方のおもてなしイベントを考えてくださっています。
なんとも情緒ある音色。
姿は見えずとも、二階からしたへ流れるお琴の生音はほんとうに心地がよいものです。
お食事を終わられた皆様が、斜め前にある特産品販売テントにチラホラやってこられます。
こちらのテントには、今庄観光協会・河野観光協会・商店街の方たちが旬のもの今庄自慢の品々を。
試飲や試食も楽しみながら、会話も弾みます。
まさに今が旬の河野うめ。
梅ジュースや梅酒・梅干しにもってこい。
もうすでに漬けてある、果肉がとっても暑くて柔らかい梅干し。
こちらは、河野ではうめの採れる時期、家庭でもポピュラーに作られる甘露煮。
これからの時期、夏バテ防止・滋養強壮!
そしておなじみのへしこも。
今庄の情緒ある町並みにならんだ商店からは
老舗味噌屋さんのおかず味噌の「はまなみそ」
ほかほかご飯に載せて食べてもおいしいし、キュウリなど野菜につけて食べてもまたおいしい!
つるし柿のお酒を出している酒屋さんがつくった「つるし柿ジャム」
つるし柿の甘さが生かされた軽い甘さがとってもおいしい。
パンはもちろん、ヨーグルトやクラッカーにのせて食べてもおいしそう。
こちらは代々昔ながらの製法で、蔵にある大きな甕で造られている「紅梅液」。
夏は冷たいお水か炭酸水で割って冷たく冷やしてクイッと一杯。
笹の葉で丁寧に巻かれた「ちまき」。
葉の香りがよく、とっても懐かしい味がします。
特産のそば粉や米粉を使ったサクッと軽いおせんべい。
ひとつひとつ模様が違うパッケージがとっても可愛らしい。
飽きのこない味で、食べ始めたら止まらなくなります(笑)
そしてそして、テントの中でひときわ目を惹く「そば団子」。
旅先で、こうやって焼いていたら必ず買ってしまうもの№1(笑)(笑)
壷の特製のたれをたっぷりつけて…。
あったかくて、おそばの味もしっかり。
この焦げ目がなんともいえません!!!
そして、全員が揃ったところで観光ボランティアガイドさんに説明を受けながらまち歩き。
濃くなってきた緑がうつくしい明治殿。
キレイな紫陽花も来られた皆さんを静かに見守ります。
昭和の香りが漂う素敵な外観の「昭和会館」。
まちの風景も楽しみながら、ぶらりぶらり…。
老舗酒蔵や県の指定文化財になっている建物をぶらりぶらり…。
かつては「鉄道のまち」ともいわれた今庄。
そんな時代の写真パネルもさりげなく置いてあります。
ボランティアガイドさんたちの丁寧な説明に皆さん、耳を傾けています。
ひと通りまわって、疲れたら若狭屋さん内にあるカフェ「木の芽」さんにて、コーヒーや各種お飲物と一緒に日替わりのおいしいパンも頂けます。
この日は「彦さんのトマトが入ったトマトパン」
地元の野菜作りの名人、彦さんが作ったトマトを使ったパンです(^^)
そんな事がとっても素敵…。
最後のおみやげを求めて下さる方や
駅長の帽子を被って記念撮影される方。
皆さんなんだか楽しそう!
そして、そしてこれまた素敵なのが、この「手作りの木葉書」。
消しゴムハンコを使って、季節の絵柄が押されていてとっても可愛らしい。
ちゃんと表もハンコで押してあって、切手も貼ってあります!!!
その場で書いて、すぐ目の前にあるポストに投函って事も可能なんです!!!!
旅先から、大切な人や思い出として自分に。
いいなぁ…。
こうして一時間半ほどの今庄宿見学は終わりました。
これからは、一般のお客様のツアーとしてどんどん募集するそう。
回を重ねるごとにパワーアップしていきそうな予感。
一人でも多くの方にこのまちの魅力を知って頂きたい!というまちの皆さんの想いが伝わるモニターツアー。いろんな方面に広がるコミュニケ―ション。こういう事ってほんとうに大事ですね。