2012年2月29日水曜日

ホノケ山トンネル貫通!! 2014年の供用予定

~平成24年2月28日の福井新聞の記事より~
1985年から要望活動が始まり、2004年に国の事業採択が実現
2009年6月から掘削を開始したホノケ山トンネル
2012年2月27日、遂に貫通しました!!!
南越前町は”山”今庄地区”海”河野地区”里”南条地区の3つの地区が合併してできた町です。
四季折々の豊かな自然の恩恵をうけて、おいしいものや素敵な場所がたくさんあります。
しかし、同じ町内ですがお互いの地区、特に海の河野地区へを行き来するには少し利便性の悪い状態です。
これを解消して、よりたくさんの方に3地区の魅力を楽しんで頂こう、地元の方の利便性を上げようとホノケ山トンネルの事業がすすめられてきました。
それがようやく貫通というニュース!!!
2014年には供用予定ということで、これからの観光にも大きく変化が期待されます。
今庄のインターチェンジ・南条のスマートインターチェンジからも利用しやすく、海側の河野地区へのご案内に、より一層力を入れることができます。今庄・南条地区でのおいしいおそば・里山の景色を楽しんで頂いて、河野地区では海の眺めとカニに舌鼓…。いろんなまちの顔を楽しんで頂きたいです。
大自然が生み出す、このまちでしか味わえない素晴らしさをできるだけたくさんの人に。
これからが楽しみな南越前町です。

2012年2月27日月曜日

おいしい酒粕で甘酒を♪ ”畠山酒造”さん

昨日、今日とまた雪がチラつき寒い日になりました。
とけては降り、またとけては降り…。暖かくなったり、寒さが戻ってきたりで体調管理も難しい時期ですね(*_*;)
そんな時に飲みたくなるのが、冬の大好きな飲み物のひとつ甘酒♪
今庄地区にある”畠山酒造”さんの酒粕で作りました。
香りも良くて口当たりも良い!
とっても飲みやすい甘酒ができます。
お酒を作る時にできる酒粕。
酒蔵の酒粕は地元の方にもとても人気があります。
寒い日には粕汁にしたり、お鍋の中に入れたりと体が芯から温まります。
さらに生活習慣病の予防や美肌効果もあると言われています。
温かい牛乳で割って蜂蜜をいれて、「酒粕オ・レ」にしてもおいしいとありました♥
おしゃれ(^v^)

今庄地区には昔ながらの酒蔵が4件。
どの酒蔵も情緒があり、昔宿場まちだった当時の名残を感じさせてくれる佇まいです。
そのうちの一件”畠山酒造”さん。
今年も12月の寒い時期においしい新酒が出来上がりました。
看板銘柄は『雪きらら』
風土にぴったりで、やさしいとてもきれいな名前です。
荒しぼりや純米酒・吟醸純米酒
こちらは大吟醸
白いいでたちがとってもスタイリッシュでしかも素敵な木箱に入ります。
(小)3150円  (大)5250円
ちょっと日本酒は苦手という女性の方に人気なのが、こちらの梅酒。
こちらも梅を日本酒でつけてはあるのですが、
書いてある通り、梅の香りがものすごく豊かで甘めなのでとても飲みやすいんです!!
しかもこの日本酒で漬け込んだ芳醇な香りいっぱいの梅を再利用して、
織田町にあるどら焼きで有名な「阿んま屋」さんとコラボして
おいしいお菓子を作って販売しています。
畠山酒造×阿んま屋  「おとなどら」
餡はあまり甘すぎずのほどよい甘さで、中に入っている梅と見事にマッチ!!
和菓子が苦手な方にも楽しんで頂ける、名前のとおり「大人」に楽しんで頂きたい
おしゃれな味の逸品です★
受注生産のため、10ケからの注文となりますが
ぜひ味わって頂きたいどら焼きです。
もうすぐ✿おひなまつり✿
ピンクのラベルがとってもかわいいこちらは畠山酒造さんの今月のおすすめの1本です。
「大人女子のひなまつり」に、甘酒・梅酒・雪きららにおとなどら、いかがでしょうか(^v^)
詳しい商品情報などは下記HPをご覧下さい。
畠山酒造HP

畠山酒造さんは全国で行われる福井県の物産展などに積極的に出展され、
福井県の代表として自慢のお酒をPRしてす。飲んで頂けば分かる!!
たくさんの皆さんにこのおいしさを知って頂きたいです!!!!
近々の出展は、3月7日(水)~12日(月)に大阪タカシマヤで開催される「第8回越前・若狭の味と技紀行」

2012年2月23日木曜日

『右近家ひな人形展』 北前船の館・右近家にて

♪灯りをつけましょぼんぼりに~…♪
2月も終盤、あと少しで3月。もうすぐお雛祭りですね!!
というわけで、河野地区河野にある「北前船の館・右近家」におじゃましました。
2月16日から”右近家ひな人形展”と題氏し右近家に代々伝わるお雛様が公開されています。
普段は撮影禁止なのですが、まちの魅力を紹介という事で
今回は特別に撮影させて頂きました。
このお雛様は、大正6年のもので右近家に代々伝わる由緒あるものです。
お内裏様にお雛様、三人官女に五人囃子
ものすごく立派なお雛様で保存状態もすごくいいですよね!
当時にこのようなお雛様、いったいどれくらいしたのだろう?と考えてしまいます。
趣があって素敵な人形、写真で見るよりこの館の雰囲気と一緒に楽しんで頂く方がもっと素敵なんです。
私も今回初めて北前船」の館にお伺いしてその魅力にやられました(^^)
305号線河野から越前町へ向かう方向を走っていると、
右近家と反対側にあるこの看板が大きく出ています。
大きな駐車場には北前船の模型
道を渡って右近家があります。
明治から幕末にかけて日本海まわりで北海道~大阪を往復した交易船の北前船。
海運業で繁栄を築き、北前船の五大船主に数えられていた右近家のお宅で、
現在は資料館として一般公開されています。
入って、門の右側には大きなイカリ
大きいほうは、ここから北西30マイル水深530mの日本海から平野利男氏所有の底曳漁船「長栄丸」から引きあげた北前船のイカリとありました。見つかった事がすごい!!歴史を感じます。
中に入る入口は右側の小さな戸。
戸を開けた瞬間に雰囲気ある資料館。
こちらも撮影は禁止なのですがほんとうにたくさんの資料や北前船の模型、その当時の現物が並んでいて見ごたえのある資料館になっています。「へぇ~」「ほぉ~」と1人で感心しながらみていました(^^)そしてそして!!その資料館から行ける右近家の別荘として建てられた「西洋館」がまた素敵だったのです★
こちらが西洋館へ繋がる道へでる入口。
なんだか趣ある外の景色にワクワクです♪
「西洋館→」の案内をたどって…
階段をどんどん登って行きます。
あいにくの雨降りでしたが、風情があります。
さらに石段を登っていきます。
石段途中から見える海
ドキドキしながら登ってきたら、そこに西洋館はありました。
入口を見た瞬間に、「か、かわいい~♥」
ものすごくお気に入りのカフェを見つけた時と同じようなすごくうれしい気分になりました。
これは右近家の別荘として、昭和10年に建てられたものです。
登録有形文化財として平成21年1月に登録されています。
中に入ると思ってた以上に素敵」なんです。
1階はスパニッシュ様式で、インテリアも同様にスパニッシュ様式とありました。
当時としてはどれも最高品を使ってあるとパンフレットに書いてあります。
なんなんだろう、ほんとにこの素敵さは!!!!
照明もひとつひとつが違っていてどれもみんなおしゃれなんです。
色鮮やかな絵画
これはあとで紹介するステンドグラスの元になったものかな…
窓も素敵☆
素敵を連発してしまっていますが、ほんとに素敵としかいいようがない!!
鮮やかなステンドグラスで北前船が描かれています。
かわいいというと軽い感じになってしまいますが、このセンスがほんとにすばらしい。
2階に上がっても同じくおしゃれな照明
そして、2階からも外の景色を楽しめるよう、外に出られるようになっています。
ベランダからはこの景色
河野の海とまちが眼下に広がっています。
駐車場の北前船もよく見えますね。
南越前町民なのに、どこか違うまちに観光に来た気分♪
雨降りでもこの眺めに満足するぐらいなので、晴れた日にはどんなに気持ちのいいことか(^_^)
2階の外観は壁や校倉造りの壁やベランダがスイスのシャレー風(木造民家)とありました。
昭和の初期にこんなおしゃれな建物、すごいです。

こちらは1階外のテラス。
ここからでもいい眺め。
いつまでも景色を眺めていたくなる、そんな場所です。
300円でコーヒーも飲めます♪
こんな場所で、晴れた日に海を眺めながら飲むコーヒーは格別でしょうね。
素敵な西洋館に後ろ髪をひかれながら、門を出ると…
まだ上に「展望台」・「山荘展示館」の矢印が!
山荘の展示館にもいろいろ展示品があるそうです。
行きたい気持ちをこらえつつ、あとは行った方のお楽しみということで(^_-)-☆
下る時もまた行きと同じ階段なのですが、右近家を上から眺めながら降りてくる景色もまたいいんです。
一歩入ると時を忘れるような異空間。
まちのいい所また再発見です☆
写真上のほう、山の高台に見えるのが西洋館です。
通る時にいつも素敵な建物だなぁとは思っていたのですが、思っていた以上でした。
そして、河野地区にはおいしいお食事が楽しめるお店がたくさんあります。
おいしい海の食事を堪能して、見学して(^_^)♪
ひな人形は3月20日(火・祝)まで展示されています。
今一番のおすすめコースです!!

◆入場料他詳細はこちらをご覧下さい◆