『地域資源を活用した新商品開発セミナー』

９月５日（水）、南越前町商工会にて『地域資源を活用した新商品開発セミナー』が開催されました。

講師は、地域活性化のため「地域産品開発」と「販路開拓及び営業支援」のために全面的にサポートするプロが集まる㈱ゴールドボンドの代表取締役　大平 孝様です。

商工会の会員事業所、１５事業所ほどが集まり、お話を聞きました。

 まずはどんどん悪くなる一方の景況のお話があり、これからの南越前町はどうなっていくのか、悲しくもかなり深刻な現状を知りました。　今もすでにそうですが、これからの日本は、世界最速のスピードで”少子超高齢化社会”が到来し、過疎化・集落消失といった問題がさらに増加。学校やそれに伴う交通手段も廃止になり、買い物難民は増える一方…。分かってはいましたが、「今後これが良くなるということは絶対にない!!」という言葉をはっきり聞くとやはりはっとしました。もっともっと危機感をもって、生き残っていくためにはどうすればよいかを考えなければ…。

下写真にあるとおり、これから伸びていく道へのシフトを急ぐ。

けれど一番はやる気、どこまで本気で真剣に取り組むことができるかということでした。

 さらにやる気のある、志を高く持つもの同士が集まっての集団でのプロジェクト。

 グルメストリートやバルの展開など、他町の事例を交えてお話下さいました。

あとは、商品開発においても、中途半端なものは作らないということ。

「どこにでもあるようなものなら、わざわざここへ来る必要がない。」

こちらも下写真にあるように、「他との差別化・高付加価値・オンリーワン」といった

プロフェッショナルなものづくりをすることが大事ということでした。

南越前町は山・海・里と地域の資源にはとても恵まれているまちです。このような資源を生かすも殺すもやはりやる気しだい!! 　他でやっていることをまねしても、おもしろくない!!! 本気でものづくりをしよう、考えよう。そのためには、人が集まって、知恵を搾り出すことも必要。このようなセミナーをより多くの方に聞いて頂き、どれだけの方が本気を出して取り組むかということだと思います。　今後このようなセミナーも何度か開催していくとの事で、これを次に次にと繋げていく事がとても大事だと感じるセミナーでした。