7月18日(木)会員事業所さんにて、商工会の支援事業の一環として、専門家の先生を招いての『接遇研修会』が開催されました。
講師は、マナーコンサルティング「ことは理」のマナーアドバイザー 桝谷 真澄実先生。
ことは理 HP:http://kotohari.biz/
今回は、お客様をお迎えするサービス業に従事する方にとって必要不可欠な内容の研修でした。
まずは「しつけ」・「エチケット」・「マナー」・「接遇」のそれぞれ言葉の意味を考えます。
今更…と思う方もいるかもしれませんが、改めて意味を言えと言われると説明するのは難しいものです。
ここに、今回の研修のすべてが集約されています。
「しつけ」…親や大人が、子供に社会のルールを教える事
「エチケット」…社会人として最低限守らなければならない事
「マナー」…同じ場所にいる人が、嫌な思いをしない事
「接遇」はその頂点にあるもの。
接遇=サービス・おもてなし
写真の図のピラミッド部分は、もうできていて当然の事。お金をもらって仕事をしている社会人としては最低限のこと。これが出来ているからといって満足していては、いけないということでした。当たり前の事なのですが、話を聞いていると、これができていない事に気づきます。この根底部分が出来ていないと、接遇なんてとうてい無理な話。この土台がしっかりしていないと何をやっても、気づく事がないのだなぁとも感じました。
頂いた資料を自分で書き込みながら、勉強していきます。
グループ同士で、30秒での自己紹介・他人が受ける印象を書いてもらうなど作業もあり、参加者の方も苦戦していた様子もみえましたが、不思議な事に、研修が進むにつれ参加者の皆さんの顔が笑顔になっていきます。
たぶん参加者の方自身は気づいてないと思いますが、笑顔や大きな声が自然に出ていました。
ネットなどのサービスも充実し、いまは顧客が満足するのは当たり前!! 今は満足の上の「感動」がないと、クチコミで広がることはない!!!とはっきりおっしゃっていたのがとても印象的でした。その為には、「何が必要か」「何をしなければならないのか」このことに今気づくだけでもこれから大いに違いが出てくると感じた、有意義な研修会でした。
※商工会ではこのような企業の資質向上のための支援もしています。ぜひ、このような支援もご活用下さい※
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