2013年11月20日水曜日

郷土料理 『せえげ』

おいしそうなメスの越前ガニ”せいこがに”
南越前町 河野地区には、このせいこがにを使った郷土料理『せえげ』という昔から食べられてきた食べ方があります。
11月19日、いつもの地域名物料理研究会グループのメンバーが集まり、この郷土料理を一緒に作り、食べるという取組がありました。
教えてくださったのは、メンバーでもあり河野地区で旅館・民宿業を営んでいる「さへい」さん「与利喜」さんのおかみさん。

まずは家庭用の大きさの土鍋に1本半ほどの大根をすりおろします。
そこへ、せいこがにをバキバキっと解体しながら、外子・内子・足などすべて入れていきます。(ふんどしと呼ばれる食べられない部分ははぶきます。)
たっぷり4はい入りました!!!
見るからにおいしそう~!!!!!
これで、火にかけてひと煮たち。
そして、白みそを加えます。
味付けは味噌のみ!かにからとってもいいだしが出るんです!!
ぐつぐつと音がしてきたらできあがり!!!
それを白いほかほかのご飯と一緒に頂きます。
こんな風にご飯の上にかけて食べてもまたおいしい(^u^)
かにのいい~だしがしみこんだ”せえげ”をはふはふみんなで頂くと、心も体もぽっかぽか(*^^*)これからの季節にぴったりのお料理です。
 
せえげを堪能した後は、専門家の平山先生と一緒にディスカッション。初めて食べた方もいらっしゃるので、感想はそれぞれ(^^)大根を煮るという発想がなかなかめずらしいようでした。
けれど、南条のサービスエリアでも季節限定メニューとして出せないかなど今後にいろいろ繋がる楽しみなお話も♪
なににせよ、まずはこうやって山・海・里のいろんな人達がそれぞれ集まって、このまちのことを知るということが、繋がっていくための大きな前進。新しい発想や、コラボレーションなど、どこからいつ何が生まれるか分かりません。そういうチャンスを作るための会でもあります。
今や必須のFacebook活用で、まずこのまちを知ってもらうということや、マップ作りなどなにか形で残していけるものにしていくことで、ひとりひとりの士気が上がり、まちが盛り上がっていく要素になるということ。
 南越前町のさまざまな人達が集まった会、けれどみんなの想いはひとつ。
このまちのいいものを一人でも多くの方に…、そして、一人でも多くの方がこのまちを訪れてくれるように!!そば打ち・へしこ作り・せえげ作りなどの今までの体験・意見交換を交えてこれから少しずつ形にしていく作業が始まります。













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