2014年3月26日水曜日

今庄宿場まち 永久(とわ)にやちよに続きますよう! 次世代を担う子供たちも願いこめて… 『やちよつる』

南越前町 今庄地区 おなじみの格子戸から見えるたくさんの人影。
ガラッと開けると、ズラッとならんだ白い靴とにぎやかな話し声。
先日、このブログでもご紹介した今庄宿場まちのみんなで折る折り紙プロジェクト。
(詳しくはコチラのブログを↓)
もうすぐ始まる「カタクリの花と今庄宿」に合わせて、着々とまちを彩る準備が進んでいます!!
まちの皆さんを始め、カフェ木ノ芽へ訪れた町外のかたや同じ南越前町でも海側の河野の民館のおかみさんや観光協会さんなども協力してくれ、たくさんの鶴・やっこさん・風船が出来上がりました。
大人だけでなく、次世代を担っていく子供達にもぜひ参加してもらいたいと、まちの発案者の方が中学校の先生に声をかけ、事前に折り紙を折ってもらっていました。今回は、その折り紙を吊るすための作業に、今庄中学校の先生と一年生の皆さんが集まってくれました。
皆さん春休みに入ったところ。
それぞれ、部活動が終わったあとにここカフェ木ノ芽さんに集まってきてくれたそうです。
まず先生より、作業の説明から。

事前に折ってくれてある折り紙。
中学生の皆さんには、大人が折るものよりさらに小さい折り紙。
小さな折り紙でも、器用に鶴・やっこさん・風船が可愛らしく折ってあります。
折ったままのままの折り紙、吊るすために鶴は羽を開く・風船はふくらます・やっこさんは背中が開かないよう両面テープで留める。そんな作業班と、吊るすための紐を測ってしるしをつける班に分かれ作業開始。
楽しみながらも真剣な表情(^^)
手は動かしながら、笑い声も。
こちらは、吊るす紐を測って印をつけています。
みんなで相談しながら…。


可愛らしく整えられた後、今度は張りと丈夫になるようにと上からラッカーを吹き付ける作業。
完了。

それが終わった後は、下に付けるフサを作ります。
事前にまちの方に作り方を習って、子供たちに伝えます。
習った子がそれをまたみんなに教えます。
人に上手に伝える事、そんなことの勉強にもなりますね。

男子も女子も仲良く作業。
とても手をかけて作られていきます。
途中には木ノ芽さんのおいしいパン、ジュースなどの差し入れもあり、休憩をはさみながら作業は続けられました。

こちらは、同じく中学生の皆さんが書いてくれたメッセージカード。
これも一緒に吊るします。
見ているだけで、心がじんわり…。手書きのとても素敵なメッセージや、この取り組みが、”永久(とわ)ににやちよに受け継がれていきますよう…”というみんなの思いをのせて、『やちよつる』と名付けられました。このやちよつる、今週末3月29日(土)~5月5日(祝)まで今庄の駅前から宿場町の通りを彩る予定です。出来上がりはその時をお楽しみに…(^^)♪ カタクリの花ももうぼちぼち花開く頃。ぜひこの期間中にふらりと足を運んで楽しんでください。
「ありがとうございました!」とはにかみながらもきちんと挨拶してかえる中学生たちに、とてもたのもしさを感じました。































































































このまちが、とわにやちよに受け継がれ続いてほしいという願いを込め、『やちよつる』と名付けられました。




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